頸椎~肩の痛み | 低周波・干渉波治療器

  • LINEで送る

前回、頸椎~肩の痛み | 牽引とマイクロ波で、極超短波と牽引療法のことを書いたので、
多くの整形外科や接骨院、整骨院に置いてあるほかの治療機器についても触れておきたい。

低周波療法(ていしゅうはりょうほう)

低周波

低周波療法とは、
電圧・周波数の低い低周波の電流を人体に流し、「筋肉の緊張を取り除く」「筋肉の血流量を増やし痛みをおさえる」効果を期待する療法。
また、
神経にも作用し「神経の働きを活発に」「痛みを伝える信号を遮断」するはたらきもある。

ほとんどの接骨院、整骨院に設置されているポピュラーな機器で、個人的にも多用する機器。
医療事故もおこしにくく、使いやすい。

一方、
腕のしびれをとったり、軽度の神経麻痺(橈骨神経麻痺『いわゆる下垂手』)などでは抜群の効果を発揮したが、
頚椎椎間板ヘルニアにはあまり適さないかと考える。

確かに痛みやしびれへの効果はあるものの、それは、
経験豊富な先生が“下記”を考慮して通電した場合に限られるといってもいいだろう。

  • 通電ポイント
  • 波形の選択
  • 周波数の選定
  • 通電量
  • 通電時間

ただやみくもに痛いところに通電すればいいというものではない。

干渉波治療器(かんしょうはちりょうき)

干渉波治療機器
これは個人的にも愛用していた。

中周波を体内で干渉させ、上記の低周波機器よりもダイナミックな筋刺激を感じるため、精神的な満足度も高いかと感じる。
吸引導子で4点~8点のポイントで通電するため、立体的に広範囲に刺激をあたえ、
「痛みを取る」「筋委縮の改善」などを期待する。

こちらも、ただ適当にポイントを配置すればいいという訳ではなく、医学的経験にもとづいて通電の配置を決める。
決まるとかなりの効果を認めた。

ただ、吸引導子の跡が赤く円形に皮膚にのこるため吸引導子を嫌う若い女性も多い。
もちろん時間がたてば消えてくるが。

接骨・整骨院であれば、これらに「マッサージ」をあわせて施術している先生も多い。
マッサージ治療

整形外科ではあまりマッサージは行わず、リハビリテーションなどの必要に応じておこなわれている事が多いかと思う。

マッサージは、接骨院からすれば“整形外科との差別化”をはかれるものとも成りうるので、
積極的に行う先生も多い。

僕自身も、接骨院時代は来院するほとんどの患者さんにマッサージを行なっていた。

マッサージの効果には、

  • 血液やリンパ液の流れをよくし病的産物の吸収や排除
  • 筋肉のコリ疲労物質を拡散
  • 皮膚の知覚神経興奮を下げて痛みを緩和

などがあると言われているが、
なんといっても、実際に手を触れ会話をしながらの治療なので、患者さんの満足度が上がる。

マッサージを行っていると、よく患者さんから、
「整形外科に行ったけど、触るどころか、こっちの目も見ないでレントゲンと薬で『ハイ終わり』だったよ。こういうマッサージとかやってくれないんだよね」との訴えを多く聞いた。

しかし、最近は接骨院と同じようなマッサージなども取り入れる整形も多く、
これはおそらく、最近の接骨・整骨院を取り巻く環境の低迷の理由のひとつとなっているかとも思う。

  • LINEで送る
スポンサーリンク

サブコンテンツ

このページの先頭へ